【4コマ】もうすぐ初節句!お下がりのひな人形について考えたこと
先日ひな飾りを出しました。
娘にとっては初節句。
ひな飾りは愛着のある私のものを受け継がせることにしましたが、名前の木札を買い足しました。
悲しみ溢れたけどオルゴールはあくまでおまけだから…!
名入れを失敗しなければ…しないといいな…。 (書道8級)
調べてみたらひな人形って女の子一人につき1セットが理想らしいですね!でも「何か買い足せば大丈夫だよ」とも聞いたので追加でつるし雛を買う事に。
飾るスペースがかなり限られてるので小さいものにしましたが、とても可愛いものを見つけたので届くのが楽しみです!
そもそもひな人形はどうして飾るのか
女の子が生まれると、その娘にひな人形を用意して初節句を祝うようになり、不幸はその娘の身代わりとなって人形に受けてもらい、健やかな成長と幸せな人生を願うようになったのです。
ひな人形の由来と飾る時期 [暮らしの歳時記] All About
し、知らなかった…!
ひな祭りと言うと女の子の行事。
3月3日が近づくと女の子のすこやかな成長を願って人形を飾りちらし寿司やひなあられを食べてお祝いをするというイメージです。
まさか人形が穢れの身代わりだったとは。
紙などの人形を川や海に流して厄払いをする流しびなと人形のひな遊びがルーツみたいですね。こういう話、好き。大学では日本の思想を学んだものです。
ひな人形のお下がりについて
かなり前に母に「ひな人形どうする?持ってく?」と言われたので「良いの?持ってく~!」と二つ返事をしましたがこれあんまりお勧めできることではなかったみたいですね。
生まれた女の子の災厄を逃がす為の人形なので女の子一人につき一対用意すべき、と人形を売っているHPでよく見かけます。
検索ワード「ひなにんぎょう おさがり」まで打つと「ダメ」って出てくる。
そう言われてしまうと不安になってしまう私です。
でも代々受け継いでいる人もいるし、ずっと見てきたひな人形で愛着もあるから今更返すのもなんかね。
怖いお顔だと思っていたひな人形も今改めて見ると古典的でどことなく可愛らしく見える不思議。これが大人になるということなのか。(夫は怖がってたけど)
状態も良く、母が何十年も大事にしてきてくれた愛情も感じます。
要はそれぞれの考え方次第なのかなと。
だって一人につき一対用意しようって言ったって姉妹で何体もお内裏様やお雛様飾ってる人見たことないよ?!(私は)
その場合は市松人形とか別の人形を用意して穢れの身代わりになってもらうなんて話も出て来るけど、それが許されて母娘で同じひな人形は駄目なんておかしいですよね。
それぞれの家の事情も関わってくるのでこれから用意する人は両親と相談してみると言いと思いますが、うちは「新しく用意しなよ!可哀そうだよ!」な過激派はいません。母は「お下がりでいいのかな~」ってぼやいてましたが。
夫に至っては「何でもいいんじゃない」って感じですかしてる。そんなもんだよね。
私は日本の伝統を感じる信仰心面白くて好きだけど、夫はその辺達観してるから「~することで穢れを払う」とか現実味のないことは信じていません。
私も現実味はないと思ってるけど、そうすることで安心感を得ることが大事っていうか。
気の持ちようだよね。
ところでこれ可愛い。
長くなりましたが、そんなわけで娘には私の愛着あるお内裏様とお雛様を譲り、沢山の縁起物の吊るされた可愛いつるし雛を娘の為に用意することにしました。
市松人形の類は…ごめんあんまり可愛いと思えなかった…。
その子の幸せを願う気持ちが大事なんじゃないかなと思ったのいでした。おしまい。